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主たる職務と達成事項
ダム関係(構造物建設のための調査)
宮床ダム(宮城県、昭和52〜61年)
当時は未解明な部分の多かった軟岩について、地質調査・岩石試験の方法を確立。
小仁熊ダム(長野県、平成元〜7年)
ダムサイトの炭鉱跡からの漏水対策に重点を置き、炭鉱跡の徹底した調査から、斬新な止水方法と止水範囲を提案。設計にも参画。
道路・トンネル関係
青葉山配水池トンネル(仙台市水道局、昭和52〜55年)
延長5kmの大断面トンネルの設計・施工のための地質調査、および施工管理を4年間にわたり実施。 円滑な施工に大きく寄与。
東北自動車道一戸トンネル(日本道路公団、昭和58年)
道路トンネル設計・施工のための調査。調査中に坑口の地すべりを指摘し、対策工の設計にも参画。
発電所・水路関係(既設構造物の健全度評価および維持・管理のための調査)
矢倉発電所白砂導水路トンネル変状調査(群馬県企業局、平成14年)
水路トンネルの変状と地質、および覆工コンクリート・施工記録などを精査し、変状の原因を究明。以後の維持・管理方針の策定に寄与。
岩本発電所水路点検調査(東京電力梶A平成14年)
延長15kmの発電所水路トンネルの状況を、機動的に調査・点検。安全性にも重点を置き、安全かつ円滑に施工。
道路関係
国道127号線トンネル点検調査(国土交通省、平成13年)
27箇所のトンネルについて、夜間作業による点検の調査・保安計画の立案、現場の指揮・管理、解析を担当。道路設計部門との連携により、円滑に施工。
ダム関係
方等上流砂防ダム耐震補強設計調査(国土交通省、平成12年)
プロポーザル業務として、既設の老朽砂防ダムの構造・強度・耐久性の調査・試験について、計画、実施。
村山貯水池堤体耐震補強調査(東京都水道局、平成13〜15年)
堤体の耐震補強のための設計に際して、大規模な地盤凍結工法による砂礫層の調査・試験を提案・実施し、基礎地盤の構造と堤体の力学的性状を把握。
(環境保全のための調査)
華厳の滝崩壊対策調査・設計・管理(栃木県、平成元〜15年)
大規模崩壊の危険があった華厳の滝周辺の急崖について、岩盤状況の調査と斬新な対策工法を提案。調査・設計、および施工管理を実施。以後の同種の対策の設計・施工に大きく寄与。
(地下水関係)
飯山市地下水開発保全調査(長野県飯山市、平成元〜3年)
千曲川からの取水が不可能であったことから、新たに火山山地の伏流水を取水する計画を立て、提案。慎重な調査の後、1500t/日と計画を上回る水量の開発に成功。
鶴岡市大山地区地下水保全調査(山形県、昭和53〜55年)
河川改修に伴い枯渇する危険のあった地下水について、賦存範囲を明らかにし、保全方法を提案。酒造にも使用されていたことから、地域の産業にも大きく貢献。
(その他の調査)
産業廃棄物処分場造成調査(埼玉県、平成5年)
市街地に近接した山間部に計画された産業廃棄物処分場予定地についての地質構造、地下水などの調査の計画、実施、解析。造成計画設計にも参画。
大河津分水路地質調査(国土交通省)
大規模な掘削を伴う改修計画に、北海道大学工学部と連携して初期地圧の測定を行ない、設計に寄与。
(安全衛生管理関係、平成7〜15年)
事務所および現場の安全・衛生管理の計画、管理活動、およびそれらの指導。
安全運転管理。
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